新しい偽史教科書をこねる会。

森奈津子氏のツイートを受けて、歴史ライターの若林宣氏が数日前にこんな批判をしていた。 「戦前の言論統制はエログロナンセンスから始まった」というのはほとんど偽史じゃん。こういうことを真に受けるの、いい加減にやめようよ。 https://t.co/eyyRyduE9p…

妄想☆いでおろぎっしゅ!

本日の第49回シン・ゴジラの俺はこれを読み取った会議、終了! 違うの混ざってるよ>俺 唐沢俊一氏と映画評論家の町山智浩氏が「シン・ゴジラ」評をめぐって激突していた。 togetter.com コメント欄で町山氏のシン・ゴジラ評をめぐっていろいろと議論が繰…

正義の見られ方。

「買ってはいけない」論争をそろそろ取り上げないといけないかなあ、と思って資料をあたったりしているうちに結構経ってしまった。 「買ってはいけない」論争は、いちおう日垣隆氏を知るきっかけになった話題である。もう少しいえば、俺が日垣氏を「買う」こ…

おもいこみ☆真空パック。

いいかげん日垣隆検証をしろと言われそうなんですけど。 弁護士の太田啓子氏が、女の子を窒息させるようなAVなるものの存在を知って、こんなツイートをしていた。 「真空パック アダルトビデオ」で検索して吐き気。仮に作り物であったとしても、あれに性的に…

ようこそ言いっぱなしの教室へ。

※ブログのコメント欄にいただいたコメントが全部承認待ちのままになっていることに気付いたので、今回承認いたしました。中には数か月にわたって承認待ち状態だったものもあり、大変申し訳ありません。 今回は特に書籍の検証というわけでなく、最近のついっ…

唐沢俊一検証blog、(かってに)分校、Part2。

久々の更新である。 前回は、と学会を立ち上げたのは私なんであるという唐沢俊一氏の主張について、「トンデモ創世記」を参考資料として考えてみたわけだが、この文章をまとめるために「トンデモ創世記」を引用して打ち込んでいるうちに、「なんじゃこりゃ」…

唐沢俊一検証blog、(かってに)分校。

今回は日垣氏からはちょっと離れて、唐沢俊一なる人物について。 10年くらい前までは、わりと書店のサブカルコーナーに著書のある人だった。そのころネットからの盗用をやらかしたことで少し話題になり、その盗用について当面は謝罪したものの、のちに自著の…

あらこんなところにネタ元が。

少し前のエントリーで、「さらば二十世紀の迷著たち」の進歩的文化人批判についてのネタがずいぶんと「悪魔祓いの戦後史」とかぶっているという話を書いた。 このネタに気付いた後、なんとなく「日垣隆 稲垣武」で検索をかけてみたところ、ひっかかった2chの…

正義と悪魔はどこにいる?

今回は家永氏の教科書での、原爆投下に関する記述についてみていきたい。 原爆が第二次世界大戦野中でどういう意味合いを果たしたかというのは今でもたまに話題になることがある。特にアメリカ人が「あれのおかげで終戦にいたった」などと発言して批判のまと…

家永教科書の朝鮮戦争観。

家永三郎と日垣隆についての話、の続き。 日垣氏の批判はここまで何回かのエントリでみたようにまず文体について文句を言っていたわけだが、さすがにそれで終わりというわけでもない。批判はさらに以下のようにつづく。 そうして、ひとたび氏の専門たる現代…

違いのわかる歴史教科書。

日垣氏は家永氏の「検定不合格日本史」の記述を評して「無味乾燥な記述」としている、と評価している話について先日触れた。 無味乾燥というけれど、教科書なんてまああんなもんだろ、という感想だったのだが、さすがにそれだけではどうかと思うので、同時期…

「つまらない」とはどういうことか。

前回の、日垣氏と家永氏についての話のつづき。 結局、日垣氏はどのようなことをもって「検定不合格日本史」が失敗作だという断をくだしているのだろうか。 実はこれが、よくわからない。言っている意味がわからないとかそういう意味ではなく、どうしてそれ…

リメンバー・イエナガ?

日垣隆「さらば二十世紀の迷著たち」の中では、家永三郎氏の著書一冊と一本が俎上に上がっている。ここで取り上げられている著書とは「検定不合格日本史」で、論文のほうは終戦直後に書かれた論文なのだけどここでは「検定不合格日本史」に話をしぼる。 検定…

迷著の小ネタ。

4回に渡って「さらばー」について見てきた。今回はその他いくつか小ネタを拾い上げ的に見ていきたい。 稲垣本・日垣本での類似?かもしれないもの まず、稲垣氏の著書との重複について。 前々回のエントリで挙げたのは、引用箇所じたいが重複していたもので…

その人じゃない。

前回の、日垣隆氏の「偽善系」に集録された一文、「さらばー」と稲垣武「悪魔ー」の間をめぐっての話の続き。前回は、この二つの本の中の引用箇所の類似点を指摘した。 しかし、類似しているのはそうでも、「でも、それくらいたまたま一致したといってもいい…

君とは致命的なカブリがある。

前回にひきつづき、日垣氏の「さらば二〇世紀の迷著たち」という文章を見ていくことにしたい。なお、タイトルは以後「さらばー」と省略させてもらうことにする。 さてこの「さらばー」であるが、たんに本を取り上げて批判しているだけではなく、それらが迷著…

誰も知らない迷著批判。

日垣隆というルポライターがいる。いや、もうほとんど商業的にはものを書いていないので、いた、といったほうが適切かもしれない。 昔はけっこう有名な人だった。ある時期に文章のパクリが問題になったりしてちょっと表舞台から消え、また復活するもツイッタ…

はじめまして。

このブログは、とりあえず日垣隆検証をやっていくつもりです。